August 29, 2004

プロ野球

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今年はプロ野球で色々と問題が出て来ていますね。いっその事、全ての問題が表面に出て来た方が良いかも知れません。Jリーグの制度の方が良い部分も沢山あるでしょう。
プロ野球の大ファンではないのですが、長年日本人のスポーツのトップであった野球人気がプロ野球の腐敗によって没落していくのは寂しい気がします。

最近話題の1リーグ化案・球団数削減案の問題点、現在のプロ野球の問題点・改善策を、超・超・超わかりやすく解説します。

本当に分かりやすくて驚きました。

1リーグの場合、確かに中日の落合監督が言うように「7月には消化試合が始まっちゃうよ。そうしたら、お客さんは来なくなってしまう。」という事になるでしょう。弱いチームは開幕後すぐ上位と引き離されてしまい、7月頃からモチベーションの低い試合が始まってしまう。そして例えば優勝の全く見えなくなった9位と10位のチームの試合などモチベーションが低い同士でつまらない試合になるだろうという事ですね。
これは容易に想像出来ます。これで日本シリーズを続けても「形ばかりのもの」になってしまうかも知れません。

しかし「1リーグあたりの球団数を減らして優勝を狙いやすくする」というのも簡単にはいかないようです。

お隣の韓国は元々8球団1リーグだったのを2リーグにしてみた所、2年目ぐらいから急激に人気が落ちて1リーグに戻したのだそうです。最初は目新しかったようですが、4球団で1リーグを闘うと対戦する相手チームが3チームしかないので、対戦カードが少なくて面白くなくなってしまったようです。リーグ間の交流試合もあったようですが、この交流試合をどの程度の数行うかがカギになるかも知れませんね。
しかしこれも、ファンの意見も選手の意見も聞く耳持たないような日本の球団オーナー会議では、充分な議論にはならないかと思います。

色々あるのでしょうが、根本的には、
・球団を経営したい会社があるのに門前払い(閉鎖的)
・ある球団に権力が集中してしまう仕組み(「プロ野球1リーグ案がダメな理由 <不毛なジリ貧ループ>」に書いてあります)
ということを解決しないとその内また同じ問題が浮上するだけではないでしょうか。

何より「合併などせず12球団が存続する事」が選手やファンの方達の希望だと思います。1リーグ制・2リーグ制の議論はその後の事であって欲しいです。熱烈な野球ファンではありませんが、今年のオールスターで選手たちが付けていた12色のミサンガは、選手やファンの本当の願いだと思います。
日本プロ野球選手会公式ホームページ
でネット署名ができるようになっていました。
ボクは「ストライキ」は支持します。バファローズを経営したい会社があるのに、選手側との会合もなく合併が強行されてしまうのならストを行使する権利はあるのではないでしょうか。

先日巨人のオーナー渡辺恒雄が辞任しましたね。こんなページがありました。

こいつがいる限り巨人は良くならない。巨人の、いや、日本のプロ野球界のガンだ。

「野球・読売編」もひどいですが「サッカー・相撲・五輪編」も更にすごい状態です。

渡辺恒雄追放祈願サイト〜ナベツネは消えろ〜
なんかドラえもんの「ジャイアン」みたいです。「言う事聞かないヤツはぶん殴る」みたいな雰囲気が漂います。 まぁ「野球以外はスポーツじゃない」などと発言するのは論外でしょう。野球のと言うより「スポーツ界のガン」と言われてしまっても仕方ないと思います。ましてや野球も他のスポーツもした事もないという話を聞いた事がありますからなおさら。


誰かが言っていましたが「スポーツは文化」だと思います。
音楽や映画、絵画、マンガ、小説が文化であるようにスポーツも、本来「衣食住」には関係がないものです。(ただし、衣類もファッション、食事も食文化と言われるほど既に文化そのものになっているので、もう明確になど線はひけないと思います)

「豊かな文化」を持つということは、本当の意味で「豊かな国」「豊かな生活」なのかなと思いました。

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