September 22, 2004

初心に返ってリセット

Posted by とーる at 01:12 AM / カテゴリー: Diary / 0 コメント

しばらくご無沙汰していましたが、今月から久しぶりにスタジオに入っています。
いつになく演奏する事が楽しかったです。ちょっと演奏することを楽しんだら、どういう活動をしようか決めていこうと思います。

久しぶりなので、色々「リセット」されています。良い点が色々あります。
何事も「初心忘るべからず」ですね。(ちなみに「初心忘るべからず」とも聞きますが正しくは「初心忘るべからず」のようです。)

華氏911

Posted by とーる at 12:36 AM / カテゴリー: Diary / 0 コメント

久しぶりに映画館で映画を見ました。前からとても興味があったので見て来ました。
結論から言ってとても良かった。

とても一言で言い表せるようなものではないけれど、皮肉たっぷりでショッキングであり、マイケルムーアはとにかく戦争を辞めさせたいのだと感じました。
きついブラックユーモアのように感じる所も随所にあって、英国的な(Mr.ビーンや、モンティ・パイソンのような)雰囲気がしてにわかには笑えない所もあったし、日本人には解説がないと分かりづらいなぁとも思いました。しかし、意図している事は何となく分かります。

「反ブッシュ」と言っても「お手柔らかに」事実を並べているだけと感じるので、アメリカで批判されていた理由がピンと来ません。これだけでもブッシュ推進過激派にとっては脅威なのかも知れませんね。911同時多発テロの「おかしな点」は沢山あるようです。

マイケル・ムーアの前作「ボーリング・フォー・コロンバイン」はまだ見てないのですが、こちらの方が評価は高いのでしょうか。今度借りてきて見てみたいと思います。

そういえば「自衛隊のイラク派遣」も既成事実化してきてます。憲法違反なのに。昔からアメリカの言いなりという感じですね。
他にも沖縄での米軍ヘリ墜落で日米地位協定の見直しが議論されてます。以前にも「米軍兵士による少女レイプ事件」が2回ぐらいあったと記憶しています。いつまで日本には占領軍がいるのかしら。米政府は「日本を守ってやってるという名目」があるかも知れませんが。

「華氏911」で流れるロックの名曲の数々も、ロックファンならニヤニヤしてしまいます。これだけでも何だかマイケル・ムーアが好きになりました。

そして映画を見たらちょっと気になる他の人の意見。こちらは町山智浩さんの日記より。


ムーアの目的はいい映画を作ることでも、
公平なジャーナリズムでもない。
ブッシュを一刻も早く止めさせること、
少しでも無駄な犠牲を減らすことなのだ。

目の前で人が死んでいくのを止めるため、ありとあらゆる手段を尽くしている男を見ながら、したり顔で腕を組んで「映画としては…」なんて「批評」してる場合か?
今も人が無意味な戦争で死んでいるし、
その間に、本当に悪いテロリストどもは民間人を生きたままを首切って遊んでるんだよ。
それをなんとか止めようとしている映画に「うーん、これは映画としてアレですね」なんて偉そうに言ってる場合か?


アメリカはカリフォルニア在住の方が
その通りだと思います。最も説得力がありますね。

September 21, 2004

ばっかり食べ

Posted by とーる at 11:50 PM / カテゴリー: Diary / 0 コメント

「ばっかり食べ」という言葉を初めて聞きました。どうも、おかずやご飯をあれこれ食べず、一品づつ食べていく事を差すようです。

子供に多いらしいのですが、例えば、
・ハンバーグの付け合わせだけを全部食べて、お米を全部食べて、最後にハンバーグを食べ続ける。
・納豆定食で、納豆だけを先に食べ、次にお米を食べ、最後に味噌汁を一気に飲む。
という食べ方をする人が増えているのだそうです。

思えば、ボクもこれに近い食べ方をしているかも知れないと気付きました。サラダや味噌汁は最後に食べる癖があると思います。でもハンバーグであれ納豆であれ、メインはご飯と一緒に食べます。その方がおいしい♪
ボクの場合、なるべく皿を汚さないようにそうなったような気がします。他にも残した時に見てくれが良いようにですね。ラップをかけてまた後で食べるように。

昔、坂本龍一さんが「笑っていいとも」のテレフォンショッキングでのトークで話していたことを思い出しました。
どうも飛行機に乗って移動をしていたらしいのですが、上空で食事の時間になり、機内食で「ざるそば」が出来てきたそうです。近くに白人の老婦人が座っていて、どういうわけかまず「つゆ」を全て飲み、そして「ねぎ」を食べ、最後に「麺」を食べたのだそうです。
想像しただけでもおいしくなさそうです。「つゆだけ→明らかにしょっぱい」「ねぎだけ→辛い」「麺だけ→ぽそぽそして味気ない」。
それでもそのお婆さんは、まずそうな顔もせずだまって食べ切ったそうです。(エライ)どうやら「つゆ→スープ」「ねぎ→サラダ」「麺→スパゲティ」のように思ったのではないかと坂本龍一さんは言っていましたが、その時は「面白かったので(食べ方を教えず)黙って見てた」そうです。(笑)
今考えると、これも「ばっかり食べ」ですよね。

この「ばっかり食べ」、一部では「食文化の危機」と言う人もいるようです。確かに普通の和風の定食は単体で食べると味が濃すぎたり薄かったりです。でも日本には牛丼など「丼物」の文化もあるので、また戻るのではないかと思いますが。
和食の作法では左手(箸を持たない手)は、味噌汁を持つ時以外、お米の茶わんをずっと持ちっぱなしなのだそうです。これは知りませんでしたが、この方が利にかなってて美しいでしょうね。

そういえば、酒をかなり飲む人はあまりお米を食べない気がします。(飲む時だけかも知れませんね)