April 20, 2004

スポーツの春

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春には色々なスポーツが開幕しますね。野球も日本・メジャーリーグともシーズンが始まりました。
個人的に浅く広く色んなスポーツが好きですが、その中でも先週から今週にかけて、二つのスポーツで感動させられました。

まず、先週ゴルフの世界4大メジャーの「Masters(マスターズ)」が開催されました。
この大会は年間4つあるメジャー大会の中でも「毎年同じコースで開催する」唯一の珍しい大会です。
まぁ、毎年微妙にコースやグリーンの設計を変更しているようですが、世界屈指の最も難しく、最も美しいコースの一つだと言い切れます。(何故くわしい)
この大会にはいくつかのジンクスがあるらしいです。たくさんは覚えていませんが(おぃおぃ。でも達成されていない物は全てジンクスになるので数多くある。)その一つに「レフティ(左打ち)が勝てない」という有名なジンクスがありました。
同じコースなのでずいぶん昔から「(通常の右打ちの)ドロー〜フック打ちが有利」(左に曲がっていくボールを打てる人が有利)と言われていて、その絶対数が少なく、しかも右打ちとは逆に「フェードボール」を打たなければいけない「レフティ」は未だ一人も優勝者がいなく、ジンクスとなっていたのです。(何故そんなに詳しいのか)
しかし、今年、フィル・ミッケルソンという有名なレフティの選手がとうとう優勝したのです。
実力がありながら、メジャー大会で優勝したことのない選手の中でも一番の実力者で、惜しくもまだ一度もメジャー大会で優勝したことのない選手でした。その最終日(ゴルフは4日間プレーします)はドラマチックでした。再放送で見たけれど、神憑かって(かみがかって)いました。
一度もメジャーに優勝したことないだけに応援していましたが、感動しきりでした。

そして、昨日18日からバイクの世界最高峰レース「Moto GP」が開幕しました。
前年から3年連続チャンピオンのイタリア人ライダー「ヴァレンティーノ・ロッシ」は、驚くことに今年からYAMAHAに移籍しました。(昨年まではHONDA)このHONDAとロッシと言うのは、F1で言うところのフェラーリとシューマッハのようなもの、と言えば分かりやすいでしょうか。とにかく、世界一のライダーと世界一のバイクが手を組んだら向かうところ敵無しだよ、状態でした。よってあまり応援はしていなかった。明らかに勝つのは目に見えてるから。
一方、YAMAHAはマシンの完成度でHONDAから大きく出遅れていて、そこに「王者」ロッシがわざわざ移籍するとは思っていなかった。なので、今年はロッシも「苦戦」どころか「勝てないかもなぁ」と思っていました。
そして今日、南アフリカで今年の第一戦が開催されましたが、ななんと、ロッシが勝ちました。しかも何とかやっともぎ取った状態。
テレビで見ていても、明らかにYAMAHAのバイクの性能はHONDAより劣っているのに。すごい。
結果は、1位YAMAHA、2位〜5位までHONDA。6位DUCATI、7位〜8位HONDA、9位にようやくYamahaという結果。
結果を見ても、YAMAHAのマシンはHONDAより遅い(完成度が低い)のでしょう。
それでも無理を何とか操って勝利をもぎ取るロッシは、改めてすごいライダーだと思い知らされました。
今年こそ頑張れ、Yamaha!今年は応援するぞ、ロッシ!
中野真矢は今年はKawasakiです。こちらはもっと発展途上なマシンだと思うけど、頑張れ中野!

そういえば、今日「4/20」は日本人ライダー加藤大治郎の一周忌です。改めてご冥福を。そして忘れません、美しいライディングを。

ボクは「弱いもの・マイナーなもの」を応援したいタチです。
応援している野球のチームは子供の頃から「ヤクルト・スワローズ」♪ 万年ビリを予想されていたチームだけど、10年くらい前に良い夢を見せてもらって日本一にまでなっちゃいました。
今年はダメっぽいけど、良いよ。またこれからがんばってくれよー。

今年の焦点はずばり、頑張れYamaha!打倒 Honda!良いマシンを開発してくれー。
(^_^)/~

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