›December 12, 2004

「春の岬」訂正箇所

Posted by とーる at 12:12 AM / カテゴリー: 「春の岬」 / /

 ご友人の方々に読んでもらえるようにと作った「春の岬」ですが、いくつか訂正箇所がございます。

 下がその正誤表になります。お手数ですが、訂正しつつお楽しみくださるようお願いいたします。印刷をされる方はこちらに印刷用ページをご用意いたしました。どうぞご利用下さい。

「春の岬」正誤表
ページ 誤(×) 正(◯)
4 ページ 4 行目 かるかも けるかも
18 ページ 後から 4 行目 フェルマ フェルマータ
23 ページ 後から 5 行目 パレス レパルス
26 ページ 3 行目 詐欺にある 詐欺にあう
83 ページ 5 行目 自信 自身
95 ページ 6 行目 堂々と 営々と
121 ページ 1 行目 パルラム バルラム
127 ページ 後から 3 行目 連隊のたる 連隊の赫赫たる
128 ページ 5 行目 も者は 者は
135 ページ 後から 7 行目 降りだして 振りだして
137 ページ 後から 4 行目 プローカーズ ブローカーズ
140 ページ 11 行目 避難 非難
159 ページ 後から 2 行目 太刀をひらかす 太刀を閃かす
218 ページ 7 行目 旱魅 旱魃
220 ページ 7 行目 非援助国 被援助国
220 ページ 後から 5 行目 かたり かったり
227 ページ 7 行目 誇張 拡張・膨張
227 ページ 10 行目 してた してきた
240 ページ 2 行目 生年月日 七月七日 一月七日
240 ページ 後から 2 行目 造林科 造林課

お墓完成

Posted by とーる at 09:56 PM / カテゴリー: 想い出 / /

 父の墓が完成しました。

 遺言に「墓はいらない」と言っていた親父ですが、墓を作ることになりました。親父の遺志に反するので違和感を持っていましたが、お袋曰く「死んだら一緒に入りたい。一人で墓に入りたくない。」、姉も「孫たちに爺ちゃんはここにいるのだよ。」と示せる場所があった方が良いと思っていたようです。
もっともな話です。納得せざるを得ませんし、親父も納得してくれることでしょう。

 10月に母と姉が都内の墓地を探していました。見に行った、とあるお寺の墓地は(良くある光景ですが)せまく密集していて、しかもお墓の背が高いので「威圧感」が大きくてあまり好きではありませんでした。もう一カ所候補地がありましたがこちらの方は、お墓の背も低く、塔婆(とうば)も少なくて良い雰囲気でした。本当は仏教にとって大切なものだと思いますが、この塔婆が何十本もそびえているとどうしても気味の良いものではありません。どうやら無宗教の墓地だそうです。陽当たりも良く、通路も広めなので墓地という感じは強くありません。
 近隣の住民の方の感情にも配慮して、陽当たりや景観に気を配っているのでしょう。
 ボクの田舎の墓地は以前、いわゆる「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる昔ながらの墓地で、木がうっそうと茂っていて昼間でも暗く、蚊が多くて嫌でした。ましてや夜など真っ暗で、当然子供の頃は行きたくない場所でした。今年行ったら、その墓地も大きな木が切られてかなりきれいになっていて驚きました。
 誰しも家の近くにそのようなゲゲゲの鬼太郎然とした墓地が出来て欲しくないものです。

 出来上がりましたとの連絡があったので、見に行ってきましたが、きれいに出来ていました。墓石の刻印はお袋の希望で「春の岬」にしました。
 遺灰はまだ入っていませんが、来年の春ぐらいに納骨の予定です。
 しかしこれだけ自筆の「春の岬」の文字を使い回されるのだったら(本の表紙から墓石まで)、親父も今頃は「きちんと清書したものを残しておくんだったな。」と言っているかも知れませんね。ボクもこれは失念していました。

 塔婆(とうば):墓石の脇に立てられている木の板ですね。元々は石やレンガで作った塔だったのだそうです。
・「塔婆」に詳しく歴史が書いてあります。
・「私、若僧ですが・・・」こちらは住職さんのお話でした。
・「塔婆の話」にも詳しく書かれていました。
・「日金山 東光寺」には写真があります。
 驚いたことに、この「塔婆」に印刷するプリンタもあるのですね。「塔婆印刷システム
 大したものでとても便利だと思いますが、あまり「ありがたみ」を感じられないのが残念です。