2003.12.21 船橋リトルエイジア
■SET LIST■
1st Stage
1. Welcome
2. Homegrown
3. Jazz Mint Ease
4. Sub Blues
5. Stain
6. モノクロ
7. Good-Bye Blue Sky
2nd Stage
1. One Wish
2. No Woman No Cry
3. Englishman In New York
4. 作戦56
5. G.T.A.
6. 銀色のジェットに乗って
7. B.D.
8. Love Love Love
9. Camel Walk
3rd Stage
1. We Will Rock You 〜 Compass
2. Blue Beatle Boogaloo
3. Rock-a-Jelly
4. Jackson Cannery
5. Happy Xmas
6. Hard To Handle
7. Be Yourself
8. Na Na Na
En Core
1. Sub Blues
2. Orison's Belt
今日は40分×３ステージの計120分ということで、レアな曲がたんまり聴けるだろうという期待に胸を膨らませ、船橋まで行って参りました。会場のリトルエイジアは、船橋駅から京成船橋駅を越えて５分ばかり歩いたところにあるレストランバーです。
期待通り出ました、レアな曲が。セットリストを見ていただければわかると思いますが、久々のあの曲やアッと驚くカヴァー曲がてんこ盛りでした。
１stステージは、普通に「Welcome」からスタート。続いて「Homegrown」から久々の「Jazz Mint Ease」と進んだのですが、４曲目から早くもリクエストに突入。おかげで、１stステージからクライマックスみたいな内容になってます。「Sub Blues」や「Stain」は終盤で演る予定だったらしいのですが、この段階でリクエスト取ったら出てくることくらい容易に想像できますよねぇ？段取りの悪さにちょっと笑っちゃいました（笑）
リクエストで出た曲はご覧の通り懐かしめの曲が中心です。やっぱりこのへんのシンプルな曲って力があって、僕は好きです。
２ndステージ前半では、Bob Marleyの「No Woman No Cry」、そしてSTINGの「Englishman In New York」と、カヴァー曲が２曲登場しました。ORISONは、普段あまりカヴァーは演らないんですが、今回のこの選曲はニクイですねぇ。とくに「Englishman In New York」は、ごく普通にカヴァーしただけなんですが、すごくハマっていて絶品でした。アコースティックのときや今回のようなおとなしめの会場のときのORISONのプレイスタイルが、STINGのスタイリッシュな曲にすごくマッチしているんだと思いました。オリジナルの曲を差し置いて失礼ではありますが、新鮮さや驚きなども加味して、今回の“俺的ベストチューン”です。
２ndステージ後半は、「銀色のジェットに乗って」が実はリトルエイジアに由来する曲だったことが明らかになって盛り上がり(注1)、さらにアップテンポな曲が続いたこともあってヒートアップ。「Camel Walk」では、席を立って前でジャンプする我々ORISON客の誘いに乗って、リトルエイジアのお客さんも一緒にジャンプしてくれました。ありがと〜！
３rdステージは、23時前からのスタートだったので、23時半前の終電で帰らなければならない僕は４曲目「Jackson Cannery」の途中で無念の中座。最後のところを聴き逃してしまったのは非常に悔やまれますが、期待していた「BBB」や「Rock-a-Jelly」が聴けたのはとても満足でした。かわいらしいギターリフときれいなメロディが印象的な「BBB」は、ず〜っと聴きたかったのに最近全然演ってくれなかったのですが、久々に聴いたらやっぱり素敵な曲でした。「Rock-a-Jelly」も、ORISONでは珍しいロックンロールナンバーなので、普段の構成には組み込みにくいのかもしれませんが、キレやグルーヴ感といったバンドとしてのORISONのよさがストレートに感じられて好きな曲なんです。ORISONにはこういう隠れた名曲がたくさんあるんですから、時々は聴かせてほしいな〜と思います。
リトルエイジアは飲食店なので、ライブハウスのようなノリは無理ですが、音は比較的大きく出せるため普段に近い演奏をじっくり座って聴けるのは嬉しいところです。ただ個人的には、船橋は僕の家から遠いので、終電で帰ることを考えると最後まで聴けないのが残念です。もう少し早く終わるようなスケジュールにしてくれるといいのになぁ〜……とか、次回２月のリトルエイジアライブに向けてつぶやいてみます（笑）